製造業の中核業務である生産管理を包括的にサポート、完全Web対応の生産管理システム「ATOMS QUBE(アトムズキューブ)」

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導入時の課題 : 「人」と「期間」の課題をクラウドで解決

常州田上机械有限公司(中国江蘇省)

「専任システム運用者の不在」と「導入期間の短縮」が課題

中国新工場建設決定後、その生産管理システムの導入を任された中島氏は「最初は日本で使用している既存システムを導入することも考えましたが、現実的に難 しい点が多々出てきました。まず、中国新工場現地には、導入されたシステムを運用する専任の『人』がいません。そして最も重要であった新工場稼働開始まで の『期間』。私たちに与えられた期間は非常に限られたものでした。」と語ります。
 2010年夏、中島氏は問題点を整理し、それらを解決するソリューションを探し始めます。ところが、日本と中国の間の「言語の壁」、そして日本から運用 する場合の「距離」など、次々と懸念点が出てきます。これらを重大な課題と認識した矢先に紹介されたのが、クラウド型の生産管理システム 「ATOMS QUBE(アトムズキューブ)」でした。

「ATOMS QUBE」はクオリカがクラウド型とオンプレミス型の両方で提供する生産管理システムです。クラウド型の場合、サーバを自社で保有する必要が ないため、自社によるシステム運用は必要なく、そのため導入初期費用や運用コストを大幅に削減可能。また、ヘルプデスクによるサポートは月額定額制に含ま れているため、導入後の運用にかかる手間も大幅に削減することができます。短期間でシステムを導入でき、同社の2011年4月の中国新工場稼働に合わせた システム導入にも充分対応することができました。

 2010年8月にはクオリカの担当者に相談し、翌9月にクラウド型ATOMS QUBEの導入を 決定。10月にシステム導入をスタート、12月末には導入が完了していました。中国工場稼働に合わせ、1月~3月は中国現地にてクオリカ社員によるマス ターデータ整備やユーザ教育など、5月の本番稼働に向けたサポートが実施されました。


SaaS(ASP)型の環境を現地で構築することにより、ネットワーク不安を解消

「専任システム運用者の不在」と「導入期間の短縮」が課題

クラウド型生産管理システムを、特に中国で導入することについて当初不安があったと中島氏は振り返ります。まずは、インフラ。中国国内におけるインターネット回線の容量と速度、そして信頼性には大きな不安があったと言います。
 そこでクオリカでは、これを今後の大きな課題と認識し調査を開始。検討を重ねた結果、中国に進出する日系企業の不安を解決するため、中国国内にもクラウ ド用サーバを設置しました。また、レスポンスに影響するデータ通信を追跡・解析、それらの改善に努めると同時に回線品質の安定しているキャリアをユーザに 推奨。こうしてお客様の不安と懸念を一つひとつ解決した結果、「当初心配されていた、レスポンスに関する問題が現地中国から報告されたことはありません。 導入後は常に安定した環境でサービスを利用することができています」と、稲田氏は語ります。


充実のサポート

次に重要な導入サポート体制。「クラウド型を導入することにより、遠隔地にいてもサポートを受けることができる点に非常に魅力を感じましたが、言語の異な る中国でのサポートについては不安がありました。しかし、クオリカは中国の上海に子会社『クオリカ上海(高律科(上海)信息系統有限公司)』とサポート拠 点があり安心しました。サポートは中国語と日本語の両方で受けることができるので大変助かっています。」と、稲田氏は評価します。


中日英の多言語対応で製造業のグローバル化を支援

「ATOMS QUBE」の多言語機能について中島氏は次のように語ります。「クラウド型なので、インターネットに繋がる環境であればATOMS QUBEに ログインするだけで、どこからでも中国工場の生産状況をリアルタイムに確認することができます。表示画面はユーザIDごとに日本語・中国語・英語から任意 の言語を設定できます。グローバル展開を進める当社としては、大変便利でありがたい機能です。」


今後の展開 SaaS(ASP)でも現地のオンサイト保守は不可欠

(左)常州田上机械有限公司
総経理 稲田宏和 氏
(右)株式会社タガミ・イーエクス
コマツ板金機械事業部
業務グループ
主任 中島洋輔 氏

グローバル企業にとって、進出先でのサポートや定期的な訪問サービスは必要不可欠

中国進出を検討している企業に向けて「クラウドですべてを解決できると考えてはいけません」と、中島氏はアドバイスします。確かにクラウド型の生産管理シ ステムを導入することで、システム導入コストの大幅削減・短期間での導入が可能です。稼働後の運用にかかる手間も大幅に軽減されます。しかし、グローバル 展開を進める日系企業にとって、進出先でのサポートや定期的な訪問サービスは必要不可欠だと強調します。「この点、クオリカは中国国内にもヘルプデスクを 設けており、毎月定期的に工場を訪問。中国語と日本語の両方でサポートをしてくれます。また、緊急時には迅速に対応をしてくれています。先日、中国新工場 で初めて実施された棚卸の際には、2日前から工場に足を運び現場でサポートをしてくれました。帳票のレイアウト変更などは、その場ですぐに修正してくれま す。」と、稲田氏も評価します。
 クオリカは現地でのオンサイト保守を重視し、現地拠点を開設。中国人・日本人社員共に力を合わせ、中国でビジネスを展開する日本の製造業を強力に支援しています。